家族写真
もっとちゃんとした写真 があったはずなのですが・・・
また探しておきますね
家族はもういない。友達はどこに行ったのでしょう。いないのです誰も。それでもわたしは雑木林を抜け赤池へ帰ります。家の引き戸はゆがんでおり、キイといやな音を立てながら開きます。きょうもあの頃のまま母と姉と妹が、わたしにおかえりと言ってくれます。妹はぜんそくで体が弱かったのでいつも布団で寝ていました。姉には神通力があり、弱く貧乏な家族を守ってくれていたように思います。母は日常生活に支障がないほどには健常でしたが・・・
わたしはどうも故郷にとらわれているようで、田舎の風景などを描いています。いつだっておかえりと迎えてくれた母の顔がどうしても思い出せません。母の顔がゆがんで、それは故郷の美しい風景です。それを描いています
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毋 ・妹? ・姉
母、手前が妹?とわたし?
この写真は姉にお祓いしてもらいました。
姉、後ろに居るのがわたし
妹が肺を患って入院した時の写真
家があった。母がいた。姉も妹も。なつかしい記憶です。大切な思い出です。一部に心ないことを言う人もいたが。わたしたち家族だって皆と同じように生きたかった。
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